気がついたら未開封のアニマギアが13箱ほどあってしまった。
バスターギガラプトとアーモリーフォータスとブレイズドラギアスがなぜか2箱ずつある。
その割に黒いブレイズドラギアスはない。
食玩事情には詳しくないけれど、第3弾は赤いブレイズドラギアス、黒いブレイズドラギアス、コウモリ、亀、ゴリラの5種類があり、
1箱には10個入っているが、赤いドラギアス・亀・ゴリラが2個ずつで6個埋まり、残りの4枠はコウモリ3個、黒いドラギアス1個が入る形になっている。
つまるところ黒いドラギアスは大変希少価値が高い……。同じキャラが4個も入っているのもなんだけど、かといってコウモリが3個あっても要らないだろう。
赤いドラゴンといえば龍騎、コウモリの騎士といえばナイト、となると黒いドラゴンはリュウガで緑の重装甲はゾルダ？ 次弾では紫の蛇も出るのね。
そういえば同様に食玩でプトティラコンボを買ったけども、同じ弾に含まれていたシャウタコンボは大変にレアらしくて、
どこもかしこもプトティラばかり、シャウタは1個も見た覚えがない。
なんでこんなにあるのかというと、そりゃアニマギアは安く・組みやすく・改造のしがいもプラモ初心者にオススメという言葉を鵜呑みにしちゃったからである。
かといって改造なんてどうやるのだろう。穴にパーツを入れるのが自分の精々だったのでした。
とりあえず少しずつ消化していかなければどうにもならないので、アーモリーフォータスを組み立てる。
シールを丁寧に貼って、テキトーにスミ入れをして、ホイ完成。
やっぱり動物系のメカはいい……というか、単純にアニマギアはいい。
腹部のキャタピラは何に使うのかいささか不明なものの、首を引っ込めるように動かせるのが心地良い。甲羅パーツの骨になる槍が尻尾に見えて収まりがいい。
武器庫と名前に冠するだけあって、分解すれば様々な武器に姿を変える。ただ、いまひとつ持たせにくかったりしっくりこない感はある。3mmパイプのパーツ使えばもう少し違うのかな。
しかし、塗装をしなければかっこよくならないという強迫概念があったものの、そこまでしなくても充分かっこいい。
それ以前に計画性というものがおよそない自分にとっては土台無理というものである。
塗装をしたほうがかっこいいとは思う。
ただ自分が塗装のほうにのめり込んでいけば、もっとすごい塗装ができる人を見て、プラモへの意欲を失くしていったかもしれない。
無心にランナーからニッパーでパーツを外し、組み立ててスミ入れ…
あくまで塗装への憧れは持ったまま、塗装に着手することはなく、骨になっていきたいくらいだった。
