集中力がないので、どんなゲームも途中までやったら、新しいゲームに目移りして起動しなくなる。
まぎれもないゴミ、はよ死にさらせ。
いや待ってください。全部が全部そうなんじゃないですよ。
ということで、最近のゲーム状況を調べてみた。
●高頻度で遊んでいる
・デュエルリンクス
・あつまれどうぶつの森
・ヒットマン2
・FGO
・MGS5
・ポケットモンスタープラチナ（だからやってますってばー）
●遊びたいが、時間がない
・メギド72
・アイドルマスター
・金色のコルダ3
・遊戯王LtoD
●ある程度区切りがついたので、まだ遊びの余地はあるが、遊ばなくなった
・FE風花雪月（黄色ルートはクリアして、赤ルートを放置気味）
・エスケーピスト2
●やりたい（まだ買ってない）
・アサシンクリード
・デジモンサヴァイブ（発売もしてない）
●自分の中では完全に区切りがついた
・ポケモンソード
・Good job!
●のめりこめていないので、起動もあまりしていない
・DQ11
・DQH2
・世界樹の迷宮X
●プレイ間隔が開きすぎた
・スパイダーマン（操作方法を忘れた）
・新サクラ大戦（店頭に全然売っておらず、気づけば記憶の彼方）
なんだ、俺ってしっかりゲーム遊んでるじゃん！
とはいいつつも、「遊びたいが、時間がなくて遊べない」ゲームが複数あるのがどうにも気になってしょうがない。
デュエルリンクスを手放せば、キャラのレベル上げやジェム収集がその分止まる。
FGOを手放せば、べんけいを育成するためのアイテムをイベントで手に入れられなくなる[誰によって？]。
そういったストレスを考えると、まだキャラも育っていないしイベントも無理しなくていい、他のソシャゲーはどんどん先延ばしにしても気にならない。
気にならない、が……
時間がなくて、アイドルのプロデュースもメギドとの救世の旅もできないのはまたストレスになりうる。ストレス社会…
しかし実際の実際にプレイをし続けているのはデュエルリンクスくらいである。
FGOは毎日毎日起動して種火を集めているわけではなく、イベントの時にしかやってない。
ヒットマン2もMGS5もプラチナもやっているとはいえ、毎日起動しているわけではない。
リンクスの他に毎日プレイしているのは…「あつまれ どうぶつの森」。
あつ森は毎日起動する必要があるゲーム。
毎日、どの来訪者が来ているのか、誰がどんなDIYレシピを作っているのか、マイルは化石は……
その1日を逃してしまえば、次に手に入るのはいつになることだろうか。
そんなストレス……もとい強迫観念により、毎日プレイする必要がある。
とは言いつつも、少し前に書いた通り、森のシステムのいくつかに疑問符がある。
来て欲しいレックスやつねきちは全然来ないし、会話内容は薄味、DIYの仕様も理不尽さを感じてならない。
じゃあそれでプレイをやめるかって言ったら、そうでもない。
不便さがまったくない快適さばかりのゲームなんて、おつまらんでしょう。
……と自分に言い聞かせるようにプレイしていたところで、次々と致命的な出来事が起きた。
・アップリケ記憶喪失事件
村での生活にも慣れてきたころ、アップリケが引っ越したいとのことで。
1度は引き留めたものの、やはり住民の入れ替えがないとどうにも風通しが悪い。
やむなく別れの手を振り、次の住民をマイル島で探しに行ったところ。
10回目くらいでアップリケが島に！しかも自分のことを忘れている！はじめましてじゃないんだよ！
→ゲーム上の都合、しょうがない。
再掲してやる。
まあ、引っ越していった住民のデータも残っていたら破綻するのは間違いないので、何度も言うけどやはりしょうがない。
・クリス無視事件
村の中にいるクリスに話しかけたところ、村メロが鳴り、クリスにズームアップ。
しかし会話メッセージが表示されることなく、そのまま会話が終わった…
→クリスはそんなことしない。びっくりして言葉が出てこなかったのかも。
・サム辛辣事件
毎日毎日レシピ集めをがんばり、ピンポンダッシュは当たり前。
するとサムに話しかけた際、「会うのも久しぶりじゃねえか」と言われてしまう。
そういえばレシピ集めに奔走するあまり、住民との会話はしていなかった…
反省してなるべく1人1人に話しかけることを心掛けるものの、
翌日サムに話しかけた瞬間、「会うのも久しぶりじゃねえか」と言われてしまった…
→サムは性格が悪い。
・ジャック居留守事件
ジャックの家の煙突から煙が出ていて、電灯もついているものの、
ドアを調べても全く反応しない。
→居留守。
しまった。こんなのは全然致命的ではない。
ゲームにバグ・不具合は付き物。そんな重箱隅をつついてたって、しょうがなし。
本当に嫌な思いをしたのはこの2つだった。
・孤独の公園事件
遊具系の家具をチマチマ集めて、村の中央に大きな公園を作ろうと目論む。
元から自分の島には中央に川に囲まれた浮島がありまして、
そこが「開発によって一部が埋め立てられて公園になった」なんてエモくなーい？
中々モチベが続かずに先延ばし先延ばしにしていたものの、何とか完成。
村の中央にたっぷりスペースをとって、住民たちの憩いの場ー！
…と思ったものの、誰も来ない。
住民が遊具で遊んでいるモーションなんて期待していなかったものの、予想以上に誰も来ない。
むしろ、ベンチも遊具も何もない、石畳だけの案内所の前に集まってヨガやかけっこをしている。公園の中には頑なに入ろうとしない。
何が良くなかったのか……
理想と現実のギャップにただ、落胆してしまった。
・リアーナ引越ししない事件
6月4日、リアーナの誕生日の存在を知りながら、おいわいに行くのをわすれてしまった。
とてつもない申し訳なさを感じていたところ、翌日6月5日にリアーナが引越しを申し出てくる。
まあ誕生日祝い忘れてしまったし…しょうがないね。見送ろう。
別れの挨拶もそこそこに、6月7日にプレイしていたところ、そこには村の中を元気に走り回るリアーナが！
え、いや、あれ、引っ越したんじゃないんですか？どういうことですか？
1.リアーナは引っ越すと言ったが、それは何も近日中の話ではない。いつかの話（利根川…）。
2.単純に自分が選択肢を間違えていた。
（確かに下の選択肢を選び、背中を押す言葉を伝えたはず…なものの、実際、6月6日に引っ越し準備するリアーナを見たわけではないので、可能性としては高い）
3.不具合。
このどれかだ。
村を飛び立つことに前向きなリアーナのお返事は確かに聞いた…はず。
Twitterを検索しても他に症例が見つからないし、自分が間違っていただけであってほしい、とは思わざるを得ないところ。
もし選択肢を間違えていただけの場合、自分が痴呆を起こしており、なおかつ勝手にやる気をなくしているというあほくさい話でしかないのだが、
そんなのはもう証明のしようがないし、自分の勘違いだったほうが嬉しい。
さてはて、このリアーナ事件によってやる気というやる気が失せてしまった。
これを抜きにしたって、性格は悪い、居留守する、普段はカブとか化石とかどうでもいいところで褒めたたえてくれるくせに肝心の公園には誰も来ないというのが村人の本性である。
そもそも、森はスローライフゲームだと思う。
スローライフゲームで住民の性格が悪いのは致命的だ。
（それも単に口が悪いのではなく、不具合・挙動的な面で）
FE風花雪月やゼルダBtoWで生徒・NPCの性格が悪く、突拍子もないエラーを起こしても、
リセット・ニューゲームで綺麗さっぱりになるし、
彼らには自我もないゲーム世界の住民なのだから、（余程感情移入してプレイしていない限りは）アプデで脳味噌をいじくられて修正されても自分は納得できる。
ポケモンはあって良くない部類だと思う。
プレイヤーの介入の余地が少ない・ポケモンの動きの幅が少ないゲームであるものの、ポケモン1匹1匹はプレイヤーにとって大事な存在だ。
たとえば相棒のリザードンくんがエラーを起こして消滅してしまったら、それはそれは耐え難い。
アプデでのバランス調整を行わない方針も、ポケモン1匹1匹が生命であることを鑑みるともっとも。
世代間ならまだしも、定期的なアプデによる制作側の匙加減で種族値が上がった、技の威力も上がった……というのはリアリティ的な難がある。
森はもっとも不具合があって良くないゲームになる。
プレイヤーの愛着もあるけれど、どうぶつたちはポケモンと違って喋るし、釣りや虫取りをするし、引っ越ししたり手紙をくれたりする。
性格はたった8種類しかないとはいえ、ゲーム内にて自我を持っている生命として向き合うのが作法というもの。
それが挙動不審な行動を連発していたら、こっちが許容しきれない。
実際、ここ数日は森を起動してプレイするたびに、リアーナの引っ越しフラグ自体は立っていて、直前の断りなくいきなり引っ越していないか、
サムに話しかけたらまた性格の悪いことを言い出したりしないか……？と、余計な勘繰りを持ってしまっている自分がいる。
自分の脳みそをリセットか、1つしかないセーブデータをニューゲームしない限り、ずっとこのままだ。
嫌な思いをさせられた住民が全員引っ越すのを待つにはいささか長すぎる……
頑張って作った公園に誰も来ないのも苦しい。
何かを払った分、何かが得られる等価交換は錬金術……ゲームの常識なものの、
数十万ベルと島クリエイターを使った時間の対価が、少し綺麗な誰も立ち寄らない場所ができただけというのはしんどい。
住民たちが毎日のように集って賑やか…というのは流石に妄想のし過ぎだったものの、
自分が観測した範囲で2人しか（どうぶつの）来園者がいないのは耐えきれないというほかない。
どんなゲームであっても、頑張った報酬があれば嬉しいし、空回りするとむなしい。
FEで育成が上手くいかずに失敗すると、育成した時間やコストが丸々無駄になって、空回りしただけなんだからそりゃむなしい。もちろんモチベに悪影響は出る。
もちろん育成が上手く行ったら嬉しいし、次はどうしようかと頑張りたくなる。
ほか、ゼルダBtoWで山に登ったけど山頂に何もなくて嫌だった…というのもめったにないし、あったとしても道中や下山が楽しいから気にならない。
森において、自分の頑張った成果は事実上のデッドスペースだった。
それを壊して更地にするのは悲しいし、誰か公園に来てくれるだろう……と思いながら待つしかない。
スローライフに対価を求めるのはナンセンスだろうけど、だったらリアルライフしていた方がいくらかマシでもある。全力のDIYとクリエイトで虚無を作った。
CMでお花見やプロレス観戦を楽しそうにしている動物が遠く見える。
それでも楽しいと思えたのはセレモニーだった。
序盤は期限があることを知らずに何度か逃してしまったものの、
自分の持ってきた素材や金によって島が立派になり、それをみんなでお祝いするのは達成感があった。達成感と言うのは金で買うものである。
セレモニーと言いながら、内容がどこか投げやりだったのもシュールだし、
狭い場所で催すと、たぬきちが息苦しそうにぼやくのも芸コマだ。
浮いてるーっ！？
（たまたまそこにベンチがあった）
森はほかにDSと3DS……とハッピーホームデザイナーしかやっていないけれど、
本作で一番「？」となったのは、スローライフゲームにクラフト系ゲームの要素を持ち込んだことだと思う。
クラフトを楽しむには、毎日木の枝に木材、石を集めて、海岸に流れ着くレシピを拾って、住民の家に訪問してレシピをかっさらっていく。魚釣りや化石も欠かさず続けて、もちろんマイルも貯めていく必要がある。タヌキの店に行って、服屋に行って、訪問者のイベントをこなす…。
島を農村にしようと思って、かかしのレシピを集めて奔走していたけれど、未だに手元にない。
そうして頑張っても、評価を下すのは住民たちではなく、自分か、他のプレイヤー。
そんな「ゲーム内でゲームが完結しておらず、外的部分（SNSなど）に頼る必要があるところ」。
毎日毎日、やらなければならないことがあり、「コツコツした目的を目の前に常にぶら下げられている煩わしさ」。
そんなこんなで、自分は「他のプレイヤーが作った高クオリティな村をTwitterで見てるほうが楽しいゲームだな…」という感想に着地してしまった。
とびだせの頃には夢見の館みたいな名前の施設があって、他のユーザーの村に通信としてではない形で訪問することができたけれど、本作にはそれもないんだから困っちゃう。
そういえばハッピーホームデザイナーも、あらゆる家具を無限に所有できているので自由なコーディネートができるけど、
「気合い入れた本気のコーディネート」でも、「指定された家具を適当に並べただけ」でも、住民からの評価がまったく変わらないから、何を楽しめばいいのか早々に分からなくなるゲームだった。
ついでに。
任天堂のゲームということで、定期的にアプデが行われて住みよい暮らしができる、いわゆる優良物件だと思っていたものの、
遊べば遊ぶほど雪だるま式に嫌な気持ちが積み重なっていって、
どこから改善してもらえば良くなるのかもわからないというお気持ちになってしまった。
上で挙げたのは不具合とモチベーションにまつわる部分だけど
ゲームシステムについては細かな点をつつけばキリがない。
・カタログ注文に非売品のアイテムを表示させる謎仕様。検索機能や絞り込みもない。
・つねきち・レックス・ジャスティンの来島頻度が低すぎる。来なくても影響のない人は頻度が高すぎる。
・とたけけが島にいるにうち、演奏を聴ける時間のほうが短い。
・ローランとジョニーの会話が同じ内容を聞かされるのに長い。前者は探すのが、後者は叩き起こすのも怠い。
・エイブルシスターズでの買い物が面倒くさい。店頭にアイテム並んでる意味がない。買ったものを全部収納に送らなくてもいい。
・手持ちの道具の耐久度が分からない。問題外。
・ポスト確認時のロードが流石に長すぎる。
・キャンプサイトに誰も来ない。ミニゲームが意味不明。
・毎日高額家具を売りに出されても困る。
・シリーズ系家具やはにわがオミットされててコレクション対象がない。
・手持ちの道具のスペースは増えたけど、DIY素材で圧迫されててしんどい。
・カブ、家具・区画整理や橋と坂、アイテムの売値など金額のバランスがおかしすぎる。
・条例がない。
・道具壊れすぎ。
・イースター。
こんなのダラダラ書くべきではない…と思っていたものの、結局書いてしまった。
やはり前の記事で、「坂・橋がいかにもDIYで作れそうなのに、結局作れない…」という土壇場で仕様変更が入ったとしか思えない、ゲーム的な嘘のつき方の下手さを語ったけれど、
本作では「まあこれもスローライフゆえの不便かな…」「自分に合わなかっただけだよな…」と思える点より、「テストプレイ本当にできてる？」と思える点の方が遥かに多い。
森は多少どんな内容であっても楽しめるゲームだと思っていたけど、とびだせの時点で、「人とどうぶつの触れ合い」よりも「プレイヤー同士の触れ合い」に重きを置いてるのだと思い始めていた。
本作もその点が不安だったものの、全体的なダメ要素が目立って、プレイヤー同士の触れ合い以外で楽しめる方法が見当たらないゲームになった感がある。
リアーナの嘘つきとか、虚無公園は、文量のわりに自分ではもうどうでもよくて、毎日毎日起動するたびにダメ要素に打ちのめされることに辟易し、なんでもいいから辞め時を探していた時に降りかかってきてくれたんじゃないかと思う。
そうしてここまで文章を書くことによって、ようやくこのゲームに対しての整理がつけられたんじゃないかなあ…とは思ったりもした。
最後に、ゲームがダメだなんだというのは簡単なので、switchで少しでも触った良ゲーについて。
・Good Job！
確か以前も少し語った、なんでもアリのお仕事パズルゲーム。
大体のオブジェクトが大体の予想通りの結果を示してくれるので満足度が高い。
クレーンを乱暴に動かして何もかもを破壊すると、どうでもよくなる。
シンプル過ぎて、かえって操作やパズルの解き方について詰まる部分があったりするんじゃないかと思うものの、かなりしっかりした出来。
・Wargoove
ec.nintendo.com……確か中盤のあたりでほっぽりだしてた気がするけども！
FE世界のファミコンウォーズ的ゲームで、動きの豊かすぎるドット絵に見ごたえのあるシミュレーション。犬がかわいい。
ファンタジー世界らしい、独自の要素がたくさんついている、単にバズーカ兵を量産するだけにとどまらないゲーム性が楽しい。
・マリオカート8
結局何が一番すごいかって、イラつかない対戦ゲームなところ。
ポケモンは対戦のために育成が必要、スマブラだって練習をしなきゃダメだし、ルールも思い通りのものが常にできるかわからない。スプラトゥーンはやっててイラつく。
しかしマリカはコースと操作方法さえ覚えれば、アイテムと気合でゴリ押せる。
コントローラーを握っている間、ゲームにものすごくのめりこめていくので、周りに友達がいない寂しさも気にならない。
無人島に持っていっても電源がないのでどうにもならない一本。
・ヒットマン2
これだけプレステ4じゃん。
プレステ5で新作の内定をもらえた、ハゲエージェントがどうにかして暗殺をするゲーム。
CPUの理不尽な挙動をくぐり抜けて、
インドのスラム街で白人のハゲが床屋さんに変装して重要人物をあっさり誘い込んでカミソリでぐっさりしたり、
暗殺と言いながら人々の前で堂々とぶっ殺したってべつに構わない、
ゲーム的な嘘とかもう関係なく、「これはそういうゲームだ」と納得しないとどうにもならない、馬車馬のようなゲーム。
アメリカの住宅街のステージで銃を大量に持ち込み、お庭でパーティーしている人々のところに乱入。
発砲しまくりにしまくって壊滅し、逃げる人も無実の人々も撃ち抜いた後、さすがに気分を悪くしたことはあまりにも有名。
……ということで今回はおしまい。
