悪魔六騎士VS完璧超人始祖!
46巻~50巻で描かれたこの6戦ですけれども、ご存知の通り、こんな結果になりました。
○ ジャンクマンVSペインマン ●
ジャンククラッシュも無効化されるボディに苦戦するが、
オーバーヒートジャンククラッシュで逆転勝利。
→逆転勝ち
● スニゲーターVSガンマン ○
得意の変身殺法がガンマンにはまるで通用せず、パワーも不足気味。
手も足も出ずに負け。
→相性負け ステータス負け
● プラネットマンVSサイコマン ○
同様に、得意の宇宙的レスリングがサイコマンにはまったく通用せず、
ほとんどダメージを与えられずに負け。
→ステータス負け
○ サンシャインVSシングマン ●
硬質ボディをした巨体同士の戦い。
一進一退の攻防の末に、隙を突いたサンシャインの勝利。
→逆転勝ち 相性勝ち
○ ザ・ニンジャVSカラスマン ●
スピード+忍法と、超スピード+超空中殺法の戦い。
カラスマンが優位を保ち続けていたが、火事場のクソ力を発揮したニンジャの勝ち。
→逆転勝ち
● アシュラマンVSジャスティスマン ○
六本腕の優位もジャスティスマンが相手では意味を成さず、
起死回生のブラッドユニット・阿修羅バスターも、超硬度の頭部には通用せずに負け。
→相性負け ステータス負け
勝ってる時はほとんど逆転勝ち。
負けてる時は相性の悪さと、純粋なステータスの低さが原因になってます。
ステータスの低さ……とは言いながら、悪魔六騎士のステータスが低いというよりも、始祖のステータスが少し高すぎるのが良くない。
(そもそも、勝ち星を挙げているジャンク・サンシャイン・ニンジャもステータス自体は劣っている)
ここで勝てているガンマン・サイコマン・ジャスティスマンは始祖を代表する強豪なのも印象的。
勝ってるから印象的といえば、そりゃそうだけど。
まあここまで書けばみなまで言わずとも。
組み合わせさえ変えてみれば、勝ち星を挙げられなかった六騎士でも、他の始祖には勝てるのではないか?
という次第でございます。
■ ルール
・試合場所と状況は同じ。
ペインマンは超人墓場リング、ガンマンは古代リング、サイコマンはサクラダ・ファミリアリング、
シングマンは自由の女神リング、カラスマンは銀閣寺リング、ジャスティスマンは魔界リングで戦う。
・多少強引でもいいので、六騎士には1つでも多くの勝ち星を挙げてもらう(重要)。
■ 挑戦者の皆さん
ステータスは作中の描写を参考にしながら自分で勝手につけてみました。
70が平均値だと思ってくれれば。
超人閻魔帳(公式ガイドブック)に記載されているのはかなりざっくりとした感じで……。
超人がSからCまでランク分けされてて、パワー・スピード・テクニック・トリック・タクティクスと能力値が各4段階あるものの、
「ランクCでパワー3の魔雲天と、ランクAでパワー3のニンジャはどちらに分があるのか」や、「ミラージュマンがランクAのパワー3、テリーマン・ネプチューンマンがランクAのパワー4」など、見方がわかりにくい。
何より、始祖がガンマンまでしか載っていないので、以降の始祖がなく、当時まだ戦っていない六騎士のデータが古い。
あと、中表紙の絵がシュール。
・地獄めぐりNo.1 ”ワニ地獄” スニゲーター
超人強度:400万パワー
攻撃:70 防御: 75 スピード:70 テクニック:75 タフネス:90 精神:60
必殺技:地獄の封印→ダイナソーフットネイルクロー
得意技:変身
弱点:涙もろい
変幻自在の変身殺法が得意。
しかし、変身対象は爬虫類のみと限られており、パワーも秀でてはおらずに平均的。
ガンマンの攻撃をどれだけ受けても立ち上がってきた体力に期待。
ちなみに地獄の封印は名前やセンスが秀逸で、自分が特に好きな技の1つ。
でもダイナソーフットネイルクローという名前は蛇足だと思う。
これに限らず、キン肉バスター→五所蹂躙絡み、キン肉ドライバー→疾風迅雷落とし、デビル・トムボーイ→螺旋解体絞りもあまり好きではない…
・地獄めぐりNo.2 ”宇宙地獄” プラネットマン
超人強度:500万パワー
攻撃:70 防御: 50 スピード:90 テクニック:90 タフネス:70 精神:80
必殺技:魔技 惑星直列、魔技 グランドクロス
得意技:宇宙殺法(プラネットリング、リングストーン、氷点下首四の字、オリンポスバックブリーカーなど)
弱点:肉体が砕かれやすい
単なる物理攻撃だけではなく、宇宙・斬撃・炎・氷など様々な攻撃手段を持つ。
ネックなのはあまりにも脆いボディ。
人面プラネット使用時、キン肉マンにもサイコマンにも肉体をあっさり砕かれているため。防御力を削って発動する技……という可能性もあるが。
個人的にはボコボコにされ続けていてもなお減らず口を止めなかった精神力も魅力。
ただ、バッファローマンより心の底から応援されてなかったので、あんまり人望はない気がする。
・地獄めぐりNo.3 ”血の池地獄” ジャンクマン
超人強度:600万パワー
攻撃:100 防御: 70 スピード:70 テクニック:60 タフネス:85 精神:80
必殺技:ジャンククラッシュ
得意技:ジャンクキューブクラッシュ、魔技ダブルフェイス
弱点:何をするにもジャンクハンド頼り
六騎士の特攻隊長。攻撃特化型……
なように見えて、案外器用なジャンクハンドや、ジャンククラッシュを乱発できる体力など、全体的なバランスはいい。
本編で勝利したペインマン以外にも勝ち星を上げられるか。
・地獄めぐりNo.4 ”焦熱地獄” ザ・ニンジャ
超人強度:360万パワー
攻撃:60 防御:80 スピード:100 テクニック:100 タフネス:80 精神:90
必殺技:悪魔忍術クモ糸縛り
得意技:順逆自在の術、悪魔忍法顔写し、忍法水鳥羽輪の術
弱点:攻撃力に欠ける
攻撃力には欠けるものの、順逆自在の術に顔写しという強力な技の持ち主。
先祖代々伝わる鎖帷子による防御力、血盟軍所属による精神力の高さから、長期戦で有利と思われる。
カラスマンについていける超スピードが持ち味だが、他の始祖にもそれが通用するか。
顔写しは相手の能力を得られるので、相手自身のギミックを利用して相手のギミックを突破するという戦術がとれる。
描写不足でよくわからないところもあるが、「相手の能力は得られても、技能やテクはニンジャそのまま」……という解釈を自分はしている。
たとえば、ブロッケンJr.になってベル赤を放っても、ニンジャはベル赤のことをあまり知らないのでその威力は半分以下になる。
カラスマンに匹敵するスピードを得られたのは、ニンジャ自身がスピード重視で、体躯鸚鵡返しの原理も理解できていたからだと思われる。
・地獄めぐりNo.5 ”竜巻地獄” アシュラマン
超人強度:1000万パワー
攻撃:100 防御:80 スピード:75 テクニック:90 タフネス:90 精神:90
必殺技:ブラッドユニット・阿修羅バスター、阿修羅∞パワー
得意技:阿修羅バスター、竜巻地獄、阿修羅飯綱落とし
弱点:腕がよくもげる
全体が高水準でまとまったバランス型。さすがはアシュラマン。
腕が若干もげやすいのが弱点だが、すぐに生えてくるので問題なし。
強力な技を複数備えているため、始祖撃破への期待大。
懸念になるのはギミック突破能力。
ジャンクマンの一点突破パワー、プラネットマンやニンジャのテクニック、サンシャインの変身などに比べると、通常のレスリングをしなければならないため、相手が特殊能力を持っていると対応力が劣るところ。
・地獄めぐりNo.6 ”砂地獄” サンシャイン
超人強度:700万パワー
攻撃:90 防御:砂 スピード:50 テクニック:80 タフネス:80 精神:80
必殺技:コンプリートサンド・セメタリープレス
得意技:変身、呪いのローラー
弱点:砂は水に弱い 砂は風に弱い そして砂は音にも弱い
この漫画で最も自由な男の1人。
全身が砂でできたボディなので取っ組み合いを拒否し、相手のギミックは自分の砂で破壊する。
明確な弱点がいくつか存在しているので、それらをどうカバーするか。
精神面のもろさがよく指摘されるものの、シングマン戦を見る限り、克服はしたと考えられる。
テキサスクローバーホールドでダメージを受けるのはびっくりしたから(公式の発言)。
でも、ダブルレッグ・スープレックスで死んだのは……?
個人的には、砂のボディで受け止めきれないほどの大きな衝撃を受けた時に死ぬと思っています。
■VS ”伍式”ペインマン
超人強度:1800万パワー
攻撃:170 防御:無限大 スピード:170 テクニック:180 タフネス:170 精神:柔軟
奥義:テリブルペインクラッチ
得意技:ファイヤーボールプレス、緩衝材ボディ
弱点:高温に晒されると、緩衝材ボディが膨らむ。
防御力は始祖最強。
唯一高熱が弱点なものの、高熱+攻撃力がないとおそらくダメ。
柔軟な戦い方ができれば、認めてもらえる可能性はゼロでもない……?
VSスニゲーター
変身能力によってテリブルペインクラッチから逃れることはできる。
ただ、地獄の封印で緩衝材ボディを突破することはほぼ不可能だと思われる。
勝率:0%
VSプラネットマン
散々論じられてきたであろうものの、オリンポスボルケーノ、アポロンダイナマイトにより、熱膨張を誘発できる。
さらに氷点下首四の字で全身を凍結させれば、高温と低温に晒されたペインマンの体が爆発!……という可能性もゼロではない。
プラネットマンはボディの虚弱体質っぷりが気になるのですが、
物理的攻撃力は始祖の中でも低めであろうペインマンであれば、そんな末路を遂げる可能性も低め。
世にも珍しい高温と低温を同時に操れる能力持ちのため、もっとも勝てそうなキャラの1人。
勝率:50%
VSザ・ニンジャ
プラネットマンと同じく高温を操ることができる超人。
転所自在の術を使えば極寒の気候を作り出すのも不可能ではなかろうて。
しかし、高熱を使える=ペインマンに勝てるというわけではないのが辛いところ(重要)。
クモ糸縛りは関節技なので、ペインマンを倒す決定打には絶対になりえない。斬撃系の新技が欲しい。
顔写しはまず有効ではない。
勝率:20%
VSアシュラマン
バスター技・落下技などが主体なのでどう考えても厳しい。
こんな試合組ませるんじゃない。
勝率:0%
VSサンシャイン
緩衝材ボディと砂ボディ。お互いに相手の攻め手を腐らせるスペック持ちなのが難儀。
サンシャインの巨体にテリブルペインクラッチは決められるのか、決まってもダメージになるのか……や、
呪いのローラーでの押し潰し攻撃が有効打になりえる可能性を考えると、相性的にはサンシャインに分がある。
(ジャンクキューブクラッシュは無効化されたが、それはそれ、これはこれ)
勝率:40%
結論:ジャンクマン以外なら、プラネットマン>サンシャイン>ザ・ニンジャの順で勝てる。
■VS”漆式”ガンマン
超人強度:3800万パワー
攻撃:200 防御:190 スピード:190 テクニック:160 タフネス:200 精神:妄信
奥義:エルクホルン・コンプレッサー、エルクホルン・テンペスト
得意技:エルクホルン・シザース、真眼
弱点:自分にウソをついている
攻撃面ではアビスマンが最強。防御面ではペインマンやシングマンが最強。スピードはカラスマンが最強。
しかしどこをとっても高水準にバランスがいいのがこの人。
おまけに精神面もある一点を除いて無敵。
VSプラネットマン
無理。砕かれちゃう。
勝率:0%
VSジャンクマン
パワーファイター同士の戦いに見えるが、目に見えてジャンクマン不利。
ジャンククラッシュは腕を広げる→挟むの2動作が必要な技だが、ガンマンが得意な張り手やチョップは1動作で済み、連発もできる。
ジャンククラッシュが1発届く前に、張り手が2発当たってしまうと、どう足掻いてもダメージレースで負けてしまうだろう。
また、ジャンクマンは両手のジャンクハンドしか使えないが、ガンマンには両腕両足両角があることを考えると、どうしても手数で不利になる。
勝率:万が一のため、1%くらい。
VSザ・ニンジャ
大してスピードなどに優れていないスニゲーターにさえ、ガンマンは真眼を何度も攻撃されているのだから、手数の多いニンジャならもっと効率よく攻められる。
そうして真眼も使えなくなり、視力まで失われてしまっても、ニンジャが勝てるビジョンが思いつかない。
目という急所にはどんな攻撃でも通用するが、それ以外の強固な部位にニンジャの攻撃は通用しないからだ(断定)。
真眼を潰す→顔写しを使う→エルクホルンで戦うのが一番勝てる可能性があるルート。それでもかなり勝機は薄い。
勝率:上記により、5%。
VSアシュラマン
アシュラマンは全体的にバランスがいいため、純粋なパワーファイターのガンマンとはいい勝負ができそう。
エルクホルンVS6本の腕。なるほど。
エルクホルンの妨害をかいくぐって、阿修羅バスターを決めきれるかが勝負。
勝率:クソ力さえ発動すれば……40%
VSサンシャイン
いくらサンシャインが砂でも粉々に砕かれて死ぬんじゃない?
純粋なパワーファイターをぶつけた時、どうなるのか読めないのがサンシャインの面倒なところだとつくづく……。
真眼で砂変身を解除される? へー。
エルクホルンを砕くだけの突破力があれば無難に勝てそうだけれども、はたしてそれができるか?
勝率:期待はしてます。10%で。
結論:アシュラマンかサンシャインか。バッファローマンに任せておこう。
■VS”拾式”サイコマン
超人強度:1000万パワー
攻撃:190 防御:170 スピード:180 テクニック:200 タフネス:200 精神:病的
奥義:輪廻転生落とし、ファントム・キャノン
得意技:イグニシォン・ドレス、スピア・ドレス、巨握の掌、マグネット・パワー
弱点:シルバーマン
他の始祖と違って特別固いわけではないが、
どれだけ試合をして技を打っても疲れた顔ひとつしないタフネスの持ち主。
ディアボロスのバッファローマンとスプリングマン、プラネットマン、ブロッケンJr.、シルバーマンと試合数が多いので、その強さも印象的。
マグネット・パワーを出させるだけでも一苦労。
VSスニゲーター
勝てるビジョンが1個もない。
勝率:0%
VSジャンクマン
おとなしくジャンククラッシュを受けてくれるとは思えない。
勝率:1%
VSザ・ニンジャ
一応、一度は戦っている相手(51巻。ファントム・キャノンを受けてダウン)。
体力全快なニンジャのスピードであれば、ある程度ついていくことはできそうな気はする。
顔写しで多数の技を得られるが、サイコマンがその程度でやられるとはとても思い難い。
真面目にがんばればなんとか……
勝率:3%
VSアシュラマン
相手が多彩なギミックを備えている分、ガンマンに比べると勝率は落ちる。
アシュラマンの強みはその6本腕。相手がただ二本腕の超人であれば圧倒的に有利だが、マグネット・パワーなど多彩な技・特殊能力を突破できるほどに器用なものではない。
竜巻地獄でサンダーサーベルを受け止める、とかならできそう(風は雷を吸うので)。
それでも明確に負けそうなビジョンも浮かばないのが見事。。
勝率:20%
VSサンシャイン
イグニシォン・ドレス? サンダーサーベル? 巨握の掌? 全部効きませんとも。
ただ弱点はマグネット・パワー。
砂鉄も有しているボディはどうあがいても引き寄せられてしまい、巨握の手でキーパーツを砕かれてしまうかもしれない。
おまけに、泣き落としも通用しない(サイコだから)。
勝率:完全な0%
結論:サイコの世話はシルバーマンに。
■VS”捌式”シングマン
超人強度:3000万パワー
攻撃:190 防御:250 スピード:170 テクニック:190 タフネス:180 精神:崇拝
奥義:デモリッション・ショックウェーブ
得意技:エクストリームショルダーアーマリー、ディスクカッター、コンプリート・コンクリート
弱点:自身のディスクカッター
精神的に若干の付け入る隙があるとはいえ、付け入ったところでどうにもならない。
未知の金属による硬質ボディとパワーファイトだけで大体の超人が苦しめられるのに、
デモリッション・ショックウェーブは対処法皆無。
VSスニゲーター
無理。
こんなこと言ってもしょうがないが、スニゲーターはスペックが低すぎる。
勝率:0%
VSプラネットマン
限りなく無理。
シングマンの未知の金属ボディが高温低温で何とかなるものとは思えない。
デモリッションショックウェーブやディスクカッターで粉々にされそう。
勝率:0%
VSジャンクマン
無理。
ジャンクハンドが通らない。
勝率:0%
VSザ・ニンジャ
ほぼ無理。
ディスクカッターに羽を混ぜ込んで回転を狂わせれば勝ち目はあるが、
・シングマンがそんなマヌケとは思えない。
・デモリッションショックウェーブや、アーマリーからその他の武装を展開されたらどうにもならない。
・ディスクカッターを逆に利用して全身を砕ける破壊力がニンジャにはない。
の3点から、やはり無理としか言えない。
顔写しで未知の宇宙金属ボディになることができれば苦労はしないが……
勝率:0% ただ、顔写しの結果による。
VSアシュラマン
ワニもダメ、惑星もダメ、トゲも忍術もダメ。
それでも高水準バランス型のアシュラマンならなんとか…
と思いたいが、前述したようにアシュラマンはギミック突破力がない。
ブラッドユニット阿修羅バスターを仕掛けたところで、砕けるのはアシュラマンの冠だろう。
裏を返せばそれだけサンシャインがギミック突破力に優れているという話になるし、
一部の始祖はギミック突破力がないと話にすらならないということでもある。
勝率:0%
結論:サンシャインにしかできないことがある。
■VS”玖式”カラスマン
超人強度:2000万パワー
攻撃:160 防御:180 スピード:250 テクニック:200 タフネス:180 精神:融和
奥義:鴉の早贄刺し
得意技:クロウビーク、孔雀羽根斬刃、クロウズ・ボムズアウェイ、体駆鸚鵡返し
弱点:顔写し
下等を認めようとしていた気はあるとはいえ、それを強さで証明しなければ。
しかしあまりにも速すぎるのですべての攻撃が無効も同然。
体力などは、一般的な始祖などと同様なので、始祖に勝てるのであれば勝てる。
VSスニゲーター
無理。
追いつけない。
勝率:0%
VSプラネットマン
単純な物理攻撃ではない、宇宙を利用した特殊攻撃ができるプラネットマン。
しかし、闇雲な攻撃をカラスマンが易々と受けてくれるだろうか。全部跳ね返されるんじゃないだろうか。
宇宙地獄の無重力空間であれば流石のカラスマンも思うように動けず、またカラスマンも決定打に欠けるタイプの超人なので、自分の土俵に持ち込むことさえできれば勝ち目はあるかもしれない。
ただ決定力不足はプラネットマンにも同じことが言える。
一応、スピードを司っているので、まったく追いつけないことはないのも大きい。
勝率:30%
VSジャンクマン
無理。
身体を軽くしても、ジャンクマンはニンジャよりはるかに遅い。
勝率:0%
VSアシュラマン
ペインマン、シングマンなどギミック重視の相手には不利の続くアシュラマンだが、
カラスマンの攻撃は直線的であり、6本腕のアシュラマンであれば一方的にやられることはないはず。
ただ、阿修羅バスターなどの技は体駆鸚鵡返しを前に通用せず、6本腕しかないアシュラマンにそれを打破する手段はほぼない。
やはり、厳しい。
勝率:2%
VSサンシャイン
カラスマンの軽い攻撃はすべて無効化できるだろう。
しかし、相手は有翼のスピードスター。
全力の羽ばたきや飛翔の勢いで砂の体が吹き飛ばされる可能性も決して低くはない。
勝率:5%くらいはある。
結論:プラネットマンならばなんとか相手になる。
■VS”陸式”ジャスティスマン
超人強度:1500万パワー
攻撃:200 防御:200(頭部は∞) スピード:200 テクニック:200 タフネス:200 精神:調停
奥義:ジャッジメント・ペナルティ
得意技:ジャッジメント・アバランチャー、タービンストーム
弱点:3階のバカ、二重処罰の禁止
大魔王レベルの攻撃力でもまったく通用しない恐ろしい人。
悪魔超人軍においては将軍以外に勝機は皆無。
裁きの天秤に認めてもらえればいけるか……?
VSスニゲーター
無理。
勝率:0%
VSプラネットマン
無理です。
勝率:0%
VSジャンクマン
無理でしょ。
勝率:0%
VSザ・ニンジャ
望みはある。望みはあるんだけど……
ジャスティスマンが下等を認める前に、ニンジャの体がバラバラになるとしか思えない。
勝率:0.1%
VSサンシャイン
風すら操るジャスティスマン相手にできることがない。
あいつまじなんなの
勝率:0%
結論:魔王が勝てないのに、悪魔が勝てるか。
■おまけ1 VS”参式”ミラージュマン
超人強度:2200万パワー
攻撃:180 防御:180 スピード:170 テクニック:200 タフネス:170 精神:門番
奥義:カレイドスコープドリラー
得意技:姿鏡体殺封じ、ミラースナイプビーム
弱点:成長していない。
本編では出番が非常に少なかったものの、他の始祖に負けず劣らずのスペックを有しているのは明らか。
姿鏡体殺封じにより、大体の超人は相手にならない。
見た目の割にギミック薄めの正統派レスラー。
VSスニゲーター
VSプラネットマン
VSジャンクマン
この3人は戦える相手が相当に限られる。
勝率:0%
VSザ・ニンジャ
非常に勝機が薄いが、相手にならないことはない。
スピードで攪乱ができること、顔写しで姿鏡体殺封じを利用できることを考えると、
最低限、戦うことはできるとは思える。
勝率:15%
VSアシュラマン
腕を封じられてしまっても、もぎとって生やせば対処はできるはず。
ミラージュマンの描写が少ないので判断がつけられないが、完全に封殺されることはない以上、勝てる可能性は高いだろう。
勝率:40%
VSサンシャイン
姿鏡体殺封じを変身で対処できるかどうか。
戸惑っているうちにカレイドスコープドリラーで全身が修復不能に砕かれる可能性があり、
お得意のギミック突破力も活かせないことを考えると、総じて不利。
勝率:5%
■おまけ2 VS”肆式”アビスマン
超人強度:2600万パワー
攻撃:250 防御:170(背後からは∞) スピード:170 テクニック:170 タフネス:200 精神:おやっさん
奥義:奈落斬首刑
得意技:アビスガーディアン、グレイブヤードタックル
弱点:正面から背中を破壊されること。
攻撃力については全超人でも最上位。
これだけでもだいぶ厳しいのに、アビスガーディアンで攻め手も限られる。
描写は少ないが、ギミックが少ない肉体派である分、始祖の中でも詰ませ性能は高い。
VSスニゲーター
VSプラネットマン
VSジャンクマン
書くのも申し訳ないが、しょうがない。
勝率:0%
VSサ・ニンジャ
背転田楽刺しがアビスガーディアンの対象になるおそれがある。
そうでなくても、順逆自在の術をしようにも正面からぶつかられ、顔写しをしてもアビスガーディアンしか得られないのだから、
ことごとく勝つ望みがつぶされてしまっている試合。
勝率:0%
VSアシュラマン
バランスのいいファイターであるのは確かなものの、
こうも真っ向からぶつかられてしまっては流石に分が悪い?
そのツルツル頭をブラッドユニット阿修羅バスターで砕ける分、勝機はだいぶある。
勝率:40%
VSサンシャイン
砂のボディでさえも、奈落斬首刑で再生不可能に粉砕されてしまうのでは…
コンプリートサンド・セメタリープレスはアビスガーディアンにやられる可能性すらある。
勝率:0.3481%
■総括
ジャンクマンは相手を変える必要があるか?→ペインマン以外に勝てないので無理。
アシュラマンとサンシャインは?→一部の相手になら勝機がある。
ニンジャは?→カラスマンが一番勝機がある。
プラネットマンは?→勝てる相手が、他の騎士でも勝てる。
スニゲーターは?→…………。
始祖との実力差を考えると、5割を超える勝率を叩き出せる組み合わせも考えにくかったです。
あと、どうにかこじつけられないかと頑張ったんですが、スニゲーターはどうしても難しい……
地獄の封印はかっこいいけど、単純に弱いのがネック。
ただ、ジャンクマンVSペインマン、サンシャインVSシングマン、ニンジャVSカラスマンの3試合も、勝率がそこまで高かったとは言えないのが事実。
「ジャンククラッシュはペインマンに通用しない。勝率0%」と決めつけていた可能性もあるわけで……実際にリングの上で戦ってくれないことには何も分からない。
こんなのを書こうと思ったのは、ネット上でよく言われている始祖最強論への反骨精神によるもの。
始祖は強くて攻略不可、六鎗客など相手にならない……みたいな意見にどうにも対抗したかったのですが、考えれば考えるほどに始祖の完璧さが浮き彫りに。
それでも、始祖はもうジャスティスマン(とゴールドマン)を除いてこの世にいない。
ミラージュマンとアビスマンは将軍にぶち転がされ、ペインマンは死に、サイコマンは消え、シングマンは空の彼方へ……以下略。
始祖たちがいなくなった以上、この先の未来は現役世代の超人が引っ張っていくしかないのです。
あ、スニゲーターもプラネットマンも死んでるんだった……。