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激闘の4月編 その2「ハレツー旧裏バトル」

 

 

 

 

・概要

どうも、センシガルシアノムスコ鬱子です。

早速ですが大問題に直面しています。

 

今月は同じデッキを使い続けるのが目標なのに、デッキレシピをおっぴろげにしてしまった。どうしよう。

 

大会の後のデッキ公開の場で「今回のデッキをハレツーでも使いたいので非公開で……」と言われていた方がいましたが、自分ときたら、まあ。

先日ブログに上げた記事とは関係なしに、準優勝したのが嬉しかったあまりに「今月はわるベトを使い続けるぞ!」という制約と誓約が頭からすっぽ抜けてTwitterのほうに堂々とアップしておりました。子供か????

イキアタリバッタリサイキンメーカーよりも行き当たりばったりな人生です。

 

 

構築を変えて、わるベトを軸にフシギバナorわるクロにするべきかと思いましたが、今回の大会でわるベト+エリウツをもう少し使いたいと思えたので余計に悩ましい。

 

そうして考えておりましたところ、今月のハレツーには先日の任意杯主催のタコトプスさんが遠征されるということを思い出しました。

任意杯ではタコトプスさんと似たようなデッキを組んでいたものの、完成度は雲泥の差でボロ負け。唯一出し抜けた部分はカツラのクイズその3連打だけでした。

つまりここはカツラのクイズその3デッキを組むしかないでしょう。

ベトベトンはほとんどの技が固有なのでこの時点でお役御免です。

 

 

 

その研究材料として用意したのはこの前の記事に載せたカツラのクイズその3クイズ

「マイナーな固有技を宣言することで相手の間違いを誘えるのでわ!?」と思ったので作成したこのクイズ。

しかし結果を見るに「相手の場にはサカキのワンリキー!ここでクイズその3!てんしのキッスを使うポケモンは何!?」と言われて「やさしいトゲチック」と答えられる人間がこの世に約13人もいます。

分かる範囲では、クイズ奥の手三銃士のタコトプスさんは悠々と全問正解、ねねしさんも実質全問正解(※)しておりました。世間はそんなに甘くないし、旧裏の方々は知識量がすごいなあと思いました。

 

※今「オーダイル(PF)がいる状況で、ちいさくなるを使うポケモンは?」となっているクイズは、当初はオーダイルではなくわるいゴルバットでした。

ちいさくなるを使うポケモンベトベターとピクシーの2種類だったのでそこをクイズにしたかったのですが、ベトベトンもピクシーも大体似たようなデッキに入るようなポケモンだったために自然な問題が作りにくくて悩みました。

その末にピクロバゲラを想定してわるいゴルバットにしたのですが、考えてみるとわるクロ+わるベトにも解釈できてしまう悪問になってしまっていたので修正しました。

知識の足りなさが出てしまい反省しております(この件についてはねねしさんと直接お話済みです)。

せめてナツメのユンゲラーも交えるべきだったか……。

あと、前回の記事でわるベト+わるクロについて考えていたのはここから来ています。

 

まあ結局、その3を使う以上は同じ技を覚えるポケモンをデッキに多投するしかないようです。

 

 

 

この時点での思考回路。

・クイズその3を使いたい。

先月のハレツーであぷーさんが使われたデッキ がとても面白そうだった(わるいクサイハナラフレシア+混乱の影響を受けにくいカードたち)。

・わるいハッサムかっこいいよね。

 

 

 

選ばれたのは、クイズその3とわるいクサイハナとわるいハッサムでした(綾鷹)。

 

 

 

 

・デッキレシピ

 

 

デッキ名:ノリノリモンジャラ

殿堂:ハレツー殿堂

 

 

きりさくを覚えるポケモンを複数投入してカツラのクイズその3を採用。

ハレツーにおいてはニコタマとストライク(ジャングル)に規制がかかっていないため、この2枚のスペックを存分に発揮できます。

わるいクサイハナカビゴンで遅延させつつ、わるいハッサムを固めていきます。そして混乱でも自傷ダメージ0なわるいハッサムで相手のポケモンを潰していき、最後はヤミカラスで。

 

パラセクトラインは1-2といういびつな構成。バクフーン警戒のneo2と単純なクイズ要員としてのジャングルです。

わるいクサイハナを採用しているので入れ替え系のカードを気持ち厚め……全然厚くないな。

 

グライガーカビゴンは引用元にしたあぷーさんのデッキにて採用されていたカードです。

さらにグライガーはきりさく要員。あわよくばニコタマやプラパでの1キルも狙います。

わるいハッサムヤミカラス周りはうっどさんのデッキを参考にしました。

そしてクイズその3はタコトプスさん愛用のカードです。

3つもデッキを混ぜたので元ネタがよくわからなくなりました。

1つのデッキからアイディアを借りれば、悪し様に見るとパクリです。

ですが、今回は3つのデッキからアイディアを借りたので元ネタがわかりにくく、かえってオリジナリティのあるデッキに仕上がったと思います。ごめんなさい。

 

 

 

しかしお気づきでしょうか、このデッキはゲーム全体のプランが考えられているのです。

勉強のために他の方々の構築記事を見ていると序盤→中盤→終盤の流れを意識し、どのようにサイドを6枚とっていくかのプランが明文化されていました。

これまでのデッキは相性のいいポケモンを適当に放り込んだだけで具体的なビジョンが見えていなかったため、流れを意識する必要があると思ったのです。

え?気づくのが遅すぎないかって?

これまでの自分はひどいデッキを持ち込んで手も足も出ずに負けてばかりだったので終盤戦にまで持ち込めたためしがなく、流れを意識する重要性に気づけていなかったと言えば、はい。

 

 

 

ある程度デッキが固まってきたころに何回か試したところ、「きりさくを覚えているポケモンがそこまでデッキに入っていないのでクイズを使いにくい」という欠点に気づきました。

立ち止まって考えてみれば、ナゾノクサとわるいクサイハナがどくのこな繋がりなので、どくのこな持ちをあともう1枚入れればその3でのドローが安定します。

ウツドンベイリーフクサイハナ、コンパン……色々ありますが、選ばれたのはモンジャラでした(綾鷹)。

 

 

旧裏の中でも指折りの弱さとして名高いモンジャラ(第1弾)です。

 

現行ポケカのほうでナンジャモが高騰しているので、旬なカードです。

ナンジャモと言えばポケカをやっていない人からも金目当てに注目されている人間のカード。

モンジャラと言えばポケカをやっている人間からも注目されていないポケモンのカード。

見事なまでに対照的なため、1人くらいはモンジャラと間違えてナンジャモと宣言するのではないか?と思ってわざわざ採用しました(うそ)。

迂闊にベンチに置けば、にげるコストが重いわ技は重いわで自分の首を絞めるだけなので完全にクイズ要員のみとしての採用です。

 

無理矢理強引に擁護するなら、旧裏で「どくのこな」を持つたねポケモンの中ではナゾノクサ(R)と並んでのHP50のため、弱点20点を受けてもギリギリ耐える+たねの枚数増加でマリガン防止になるという極めて細いメリットを持ちます。

まあ、初手に来たたねがモンジャラだけだったらそのまま負けるし、場に出せないということは礼儀作法の邪魔にすらなるんですが。

そもそもナンジャモ繋がりならコイルデッキを組んだほうがいい。

ハレツー当日になってよりモンジャラが活きるデッキを思いついたのですが、モンジャラが抜けてしまったので当初の案で進めることにしました。

 

 

【入らなかったカード】

・カツラのヒトカゲ→たねのきりさく要員だが、枠が厳しかった。

カイロス(拡張)→きりさくを使えるが、あまりにもスペックが低くてめまいがした。

ハッサム(neo2)→きりさくを覚えていなかった。

・クイズ番組でよくある○と×が書かれた棒→遅延行為。

 

 

 

・結果

・1戦目 シャナ9さん(ニューラ)

Twitterで相互ではありつつも初めてお会いしたシャナ9さんです。

 

早々に手札が悪くなり、カビゴンしかいない状況でクイズを切ることにしました。

確かシャナ9さんは旧裏を始めてそこまで長くないはずだったので、「のしかかり」クイズはギリギリ通るはず……!

と思ったのですが、「友達のごろちびさんがわるクサカビゴンを愛用している」というピンポイントな理由で割とあっさり正答されてしまいました。そんなことある???????

(そもそも盤面にナゾノクサがある時点で候補が絞られると言うのは密に、密に。)

 

……で、それ以外の部分ですが、コダックでトレーナーロックされているうちにニューラが3体並んで文字通りに袋叩きにされて負けました。どうやって戦えばいいんだ!?!!?!?!?

ナゾノクサコダックを眠らせるタイミングはあったのですが、ねむりという状態異常をどうしても信頼できなかったので毒を撒くといういつもの鬱子システムは健在です。

 

 

・2戦目 タコトプスさん(やさしいキマワリ+ベトベトン+R団のストライク)

タコトプスさんと戦うためにクイズデッキを組んだはいいものの、タコトプスさんと戦えなかったら1人で変なデッキを使って終わるところでした。

しかし運命とはいたずらをするもの。幸運にもタコトプスさんと巡り合うことができました。

任意杯優勝のタコトプスさんVS高槻skype大会準優勝の自分という肩書きだけ見れば立派なマッチアップです。

 

 

 

 

しかも早々に手札にモンジャラを引き込んでクイズその3を使用し、絶対にわかるわけがないクイズを出してクイズ面では早々に勝利を収めました。

ヤバいデッキを組む人(本物)VSヤバいデッキを組む人(ファッション)ということで観戦にやってきたねねしさんからわるいハッサムが草抵抗を持っていることを指摘され、タコトプスさん側に打点があまりないことが発覚。(互いに抵抗力を見落としていました)

しかしこちらもベイビィ判定やストライクの影分身を前にあまり攻撃が通らず、わるクサもカビゴンもあまり機能しないので泥沼化。

とにかくコインを投げまくった上に、これまでに長期戦の経験がほとんどなかったのですっかり気が狂ってしまい、最後はヤミカラスで詰めようとしたらベイビィ判定を受けることを見落としてしまうお粗末さ。一応ベイビィ判定には勝ってそのまま勝ちました。

わるいクサイハナベトベトンで封じられたために空気で、終始ハッサムで戦っておりました。草抵抗に助けられる戦いで、相性関係で有利に立てなかったら普通に負けてたと思います。ハレツーでベトン使う人はいないと考えていたので対策はほぼ切っておりました……。

 

試合後に「もっと早くヤミカラスで決められたんじゃないか」と外野の方からご指摘いただきました。実際手札のエネは枯渇していたのですが、まあヤミカラスをうまく使えばもう少し早く勝てたんじゃないかと思います。

わるいハッサムを固めて殴りつつ、ヤミカラスで最後を詰めるというコンセプトは曲がりなりにも達成したかもしれません。

 

 

・3戦目 ごろちびさん(ウインマイン)

1戦目のシャナ9さんのお友達の方で、以前にわるいクサイハナ+カビゴンを使われていたとのことです。

クサイハナの特殊能力の部分ではご指摘をいただき本当にありがとうございました……!

 

試合内容は……まあ、根本的に相性が不利で無理としか言いようがなかったです!!(開き直り)

ウインディの高火力にこちらは前線を維持することすらかなわず、マルマインに効くパラセクトもパラスが早々に焼け死んだので尚更無理でした。

ストライクがドーブルを前に手こずったり、なんだかんだエリカは相手のサポートになってしまうのも辛いところでした。

 

 

 

その後はTwitter上でだけ繋がっていて面識がなかった方々にご挨拶したり、ねねしさんやグースさんにお食事に誘っていただいて旧裏話をしたりデッキの相談に乗っていただきました。

ねねしさんのクイズその3理論とか各方面への指摘や提案は本当にすごかったです……。いかに自分がクイズを甘く見ているか、その短慮をつくづく感じました。

 

 

・構築の反省点

そもそも今回の3戦は、1戦目はニューラが並んだが最後勝てるわけなくて無理、2戦目と3戦目は単純な相性差が目立ちました。

そもそもわるいハッサム+わるいクサイハナが並んだのは3戦目だけですし、SMBに持ち込むデッキ相手に1人回ししていたところ、まあ一度も勝てずにボコボコにされておりました。

ハッサムクサイハナの相性については、いくら自傷ダメージ0とは言えども、「混乱が邪魔」の一言でした。悪いとは思いませんが強いとも感じません。クイズに割く枠を減らして回復系のカードを入れればもう少し安定すると思います。

クイズを抜けばよくある普通のデッキなのは密に、密に。でも先々月のサカイリキー+タケーニャ、先月の2進化3体大暴走に比べたらよっぽど強いと思います。

でもまあここ2ヶ月ハレツーでは1勝もできていなかったので気分が違いますね。

 

 

あとは3戦いずれもプレミが目立っており、やりようによっては負けた試合も肉薄できるところまで持ち込めたんじゃないかと思いますが、今となってはわかりません。

自戒を込めて書きます。

・1戦目、ねむりごなを使ってコダックを止めるべきところを止めない。

・2戦目、自分のポケモンの抵抗力を見落としてしまう。お相手がエネルギーを1ターンに2回貼ったと勘違いしたばかりか指摘してしまう。

・3戦目、おうごんのみを2枚ともストライクに回してしまう。まきベトが1つ前のターンに使われたものと思ってしまう。マルマインを前にパラセクトを立てられない。

日高屋、ラーメン+チャーハンセットではなく、ラーメン+餃子を頼んでしまう。

 

直球に言えば「鬱子はプレミをすんな!」の一言です。

まあ一言で言えば頭がよくないので……。これを解消するために最近は3DSで鬼トレをやっております。

 

 

SMBに持ち込むデッキはかなり真面目なものなので安心してほしいです。