概要
こんにちは、はじめまして。鬱子と申します。
この記事は、これから知り合うであろう旧裏新規勢の方向けに見せることを目的とした情報・リンク集です。
自分はまだプレイ歴1年未満。こういう指南記事は古参の方がやられたほうが説得力があると思っています。
しかしながら自分はなにかと新規勢の方と接する機会が多く、「殿堂ランクが色々あってわからない」「よさげなデッキレシピが見つからない」「イベントはどこでやっているのか」といった話を受けることが多かったので、そうした方々の疑問を解消できればいいかなと思っています。
ただ、歴が短いのもあってカードの強弱や環境への理解が浅いため、可能な限り主観的な内容を省き、事実に基づいた内容にしました。
お役立ちサイト
旧裏古参勢のスイカさんのブログです。
・旧裏のカード1枚1枚について解説し、そのカードを使用したデッキへのリンクが掲載されているカードランク(2023年3月末更新停止)。
・初心者向けのデッキレシピ。
・日本語版と海外版の違い、エラッタなどをまとめたデータ。
などの多種多様な記事がまとめられております。
特にカードランクは、「フシギバナデッキを組みたいけど、フシギダネはどれがいいのだろう?」という疑問があった際に役に立ちます。
同様に古参である708さんのブログのうち、ルール・裁定についてまとめられている記事です。
今となっては確認することも難しい基本ルールの一部、ルール通りに進めるとテキストと合わなくなってしまうカードに合わせて整備した処理、処理が分かりにくいテキスト・効果についてまとめられております。
その1の冒頭にも書かれておりますが、旧裏は当時の段階でそこまであちこち整備されていないので、最新のQ&Aを参考にしながらの非公式解釈となっております。
baseneo-decklisk.hatenablog.com
旧裏のデッキレシピのブログ記事・note・ツイートなどへのリンク集です。
殿堂ルールやメインとしているカードごとにタグが付けられているので、そこから検索していくことが可能です。
カードデータベースサイトです。
現在のポケモンカード公式データベースはDP世代のカードからしか載っていないのですが、こちらのサイトでは旧裏~ADV-PCG、ポケモンカードGB・GB2オリジナルカードを網羅しています。
ステータスを設定して該当するポケモンを絞り込むこともできるのでカード選びの参考になります。
殿堂ランク・ルールについて
殿堂ランクとは、強いカードをデッキに入れまくって対戦バランスが歪むのを防ぐためのルールです。
当時から存在していたルールで、カメックス、プクリン、ニューラ……などなどのパワーカードに規制が設けられていたのを知っている方も多いと思われます。現行のポケモンカードにも一部ルールによっては設けられているようですね。
当時の殿堂ランクは最大4点まででしたが、現代旧裏においては細分化されて最大8点までです。
1点を4枚+2点を2枚や、7点と1点を1枚ずつといった感じで、デッキ内の合計点数が8点以下となるようにデッキを構築する必要があります。
そして現代旧裏の殿堂ランクは1つではなく複数存在します。
1. 新殿堂
2. ハレツー殿堂
3. 高槻殿堂
4. うずまき殿堂
5. クラシックレギュレーション2016
5つもあるのはだいぶややこしいですが、旧裏をやるにあたってこれらすべてを常に意識する必要はありませんので、ここから下で紹介します(若干主観が混ざります)。
各殿堂ランクの発祥や歴史などは自分もそこまで詳しくないので割愛します。
※2024/01/06追記
この記事を書いたのは23年9月末なのですが、そこから今日(24/01/06)までの間に殿堂ランクが新たに3つ増えました(名古屋殿堂、こんじきカップ、プレイジム殿堂)
いずれも新興の殿堂ランクで今後の行方が不明なため、もう少し時間が経ってからこの記事に追記します。
新殿堂
公式大会使用不可カード:アリ
他言語版のカード:アリ
採用されている場:全国各地のオフ会
2014年の更新を最後に、今後更新される予定がない殿堂ランクです。
当時の旧裏を参照している部分が多く、当時からのパワーカードは点数が高めで、今日までに研究が進んで強力さが発覚したカードの点数は低めな傾向にあります。
ファンメイドの殿堂ルールなのでオフ会でしか用いられておりませんが、殿堂ランクの変動が生じないのと全国区なのもあってプレイできる人は多いです。
リモート対戦の環境を整えているプレイヤーも多いので、「対戦相手をもっとも見つけやすいルール」という印象があります。
ハレツー殿堂
公式大会使用不可カード:ナシ
他言語版のカード:相手へすぐに日本語版テキストを提示できるようにすればアリ
2022年より晴れる屋2さんで毎月開催されているハレツー旧裏バトルのルールです。
東京近辺在住であれば参加しやすいイベントなので、このイベントへの参加しやすさ=ハレツー殿堂への理解度といった図式になりやすいです。
かつて存在していたオフ会用の殿堂ランク「杉並殿堂」に近い内容で、ロックやハンデスへの規制がかなり厳しく、ポケモンを育成して殴り合う展開が多いです。
最大の特徴は無色2個エネルギーが0点なことで、このエネルギーの恩恵を得やすいポケモンは他の殿堂よりも使いやすいです。
高槻殿堂
公式大会使用不可カード:ナシ
他言語版のカード:ナシ
採用されている場:駿河屋高槻店(大阪・高槻)
備考:デッキ内のポケモンの枚数は15枚以上
駿河屋高槻店さんで毎月開催されている、国内で唯一の公認旧裏イベント・旧裏ジムバトルで用いられているルールです。
ハレツー同様、在住地域が殿堂への理解度に影響してくると思われます。
新殿堂ほどに派手な効果のカードをバンバン使えるわけではないですが、ハレツーほどに厳しいわけでもないといったような、他の殿堂ランクの中間に近い内容になっています。
また、ポケモンの枚数や海外版カードの使用にも制限がかかっているのも特徴のひとつです。
うずまき殿堂
公式大会使用不可カード:アリ
他言語版のカード:アリ
採用されている場:BIG MAGICなんば店(大阪・なんば)
数ヶ月に一度ほど開催されているBMうずまきカップ用の殿堂ランクです。
全体的に高槻殿堂に近めで、おそらく開催されるたびに殿堂ランクが調整されるようです。
その中でもワンサイドゲームになりやすいカードの規制はより厳しいのと、公式大会使用不可カードへの制限がないのが特徴です。
最新の殿堂ランクが発表されるまでは考察が進みにくく、これを用いた他のイベントもないため、常に重視する必要はない殿堂ルールの1つです。
クラシックレギュレーション2016
公式大会使用不可カード:ナシ
他言語版のカード:ナシ
採用されている場:Card Secret(東京・池袋)
備考:殿堂ランクは4点まで、デッキ内のポケモンの枚数は20枚以上
2016年の公式イベントで用いられたルールです。
当時を基盤としているので殿堂ランクは4点までですが、他の殿堂ランクで8点のカードがそのまま半分の4点になっているような具合なので、感覚はあまり変わらないと思われます。
ですが、他すべての殿堂で点数が設けられているカードが0点だったり、デッキの1/3がポケモンになってしまうなど、変わった部分が多いです。
このルールを用いた大会・イベントが少なくて界隈にあまり定着しておらず、研究も深堀りされていない、常に重視しなくていいと思っています。
手前味噌でありますが、どの殿堂ランクでどのカードに点数がかかっているのかは自分がまとめております。
殿堂に合わせてデッキを組み替える時の参考にしてもらえると幸いです。
他にないので自分が作りましたが、もっとよりよく分かるものがあればそちらに貼り換えたいです。
旧裏対戦をするには?
旧裏は20年前に展開終了しているので、デッキを組めても身の回りに対戦相手がいないことは十二分にありえるでしょう。
しかし、ポケモンカードゲーム自体は今日に至るまで続いているので、プレイできる場は決して少なくないです。
1. 店舗主催のイベント
先述した通り、東京は晴れる屋2さんとCard Secretさん、大阪は駿河屋高槻店さんで店舗大会が月に1回開催されております。
・ハレツー旧裏バトル
殿堂ランク:ハレツー殿堂
毎月第3土曜日なこと多し。たまに第2・第4土曜日に。18時から3回戦。
・高槻旧裏ジムバトル
開催店舗:駿河屋高槻店(大阪・高槻)
殿堂ランク:高槻殿堂
毎月第3・第4日曜日のどちらか。13時から開始、優勝者が決まるまで(3,4回戦ほど)。
・Card Secret交流会
開催店舗:Card Secret(東京・池袋)
殿堂ランク:クラシックレギュレーション2016
毎月第1火曜日でほぼ確定。18時から3回戦。途中参加可能。プロキシ使用可能。
他言語版のカードもルール上は使用不可なのですが、このイベントは交流会なので相手から了承してもらえれば可能であると店員さんから伺っております。
※突如変更が入ることもあるので、詳細な日付やイベント内容は各店舗の情報をご確認ください!
2. Discord・Skype対戦
つい最近になって旧裏、およびポケモンカードGB・GB2の話題を取り扱うDiscordサーバーが作られました。
ここで対戦相手を募集し、ビデオ通話を利用することでリモート対戦が行えます。
Switch Onlineで配信されているポケモンカードGBの対戦も行われております。
それ以外にも雑談やルール質問のスレッドがあったり、オフ会などのイベント情報も告知されます。
ROM専も歓迎とのことなので、旧裏をプレイするなら参加しておいて損はないと思います。
最近のリモート対戦はこのDiscordが主流ですが、これまではSkypeが中心だったため、Skypeを用いて大会・イベントが開催されることもたまにあります。
リモートポケカ自体はこちらを参照ください。
3. オフ会
コロナも落ち着きつつあるので開催頻度が増えています。
開催スケジュールが毎回決まっていたり、月1ほどの高頻度で開催されるようなものではありませんので、行ける地域・日程に合わせて参加するのが望ましいと思われます。
店舗ではカードのトレードが禁止であることが多いのですが、オフ会は公民館や貸し会議室などを利用するので可能なのも特徴のひとつです。
これまでに定期的な開催実績がある都道府県は東京都・大阪府・福島県です。
おわりに
自分も大概旧裏初心者です。
他に何か気になるようなことがあった場合はお気軽にコメントどうぞ。がんばって裏を取って確認して回答します。