ウツボよおどれ

livedoor→livedoor→はてな(イマココ)

激闘の4月編 その1「高槻方面対戦会」

 

 

 

 

・概要

 

どうも、アルティメットスカーバスター鬱子です。

 

鬱子さんは旧裏の対戦後にブログを書くのが早いです。ですが、「鬱子さんはブログを書くのが早いですね!」と褒められたことはまだありません。

実は大体の記事は対戦前にあらかじめ書いております。こうすることによってデッキの理解度が高まるのではないかと考えているからです。つまり、書くのが早いわけではなく、文章の8割を完成させたうえで大会やイベントに参加しているのです。

ですがこれには大きな欠点があり、意気揚々と構築記事を書いたデッキでボロクソに負けると文章の大半を書き直す必要があるのです。サカキのカイリキー+タケシのゴローニャの時がそうでした。

2進化3体の反省会も記事を書いている時点ですでに不安がよぎっていました。2進化4体の時はよく覚えてないですが、記事そのものは観戦もそこそこに1,2時間で完成してた気がします。

 

 

今この記事は4/4に着手しております。

今月は特に旧裏関係のイベントが多いですね。

4/1:山札の枚数任意杯(終了済み)

4/8:高槻方面対戦会

4/22:ハレツー旧裏バトル

4/29:SMB予選

 

 

 

残りの3つのイベントを勝ち抜くためには1つのデッキを貫こうと思ってました。

・サカキのカイリキー+タケシのゴローニャの時は、超デッキを前にバリヤード(拡張)をデッキに入れたことを忘れていた。

・東北オフでは様々なところからデッキを丸コピしたが、ドロソの少なさを認知していなかったり、グドラベトンに至っては戦い方も全く理解していなかった。

・任意杯ではスパイ作戦やカツラのギャンブルでデッキを回そうと考えたものの、どれを残してどれを切るかの判断ができなかった。

これらは自分で自分のデッキの理解度が浅いから生じることなのです。

 

思い返せばデュエルリンクスも堕天使が強いからと軽率に組んでまったく手順を理解できずに放り捨てた覚えが……。

 

 

ん、デュエルリンクス…………?

 

 

勝つのであれば、もっと名と実績のある人の記事や動画を参考にするとよいでしょう。

執筆者が実際にやってるのかも定かではない攻略情報を書いてるヘンテコなサイトよりかはまだ中身のある内容を書いてあるという自信はあるけども……

まあ、「鵜呑みにするなよ!自分で考えてこそのデュエルだぞ!」ということで、ここはひとつ。

 

引用元:がんばれ罠モン 苦紋様の道中~僕がネクロバレーを抜いた理由~

 

 

これはコピーデッキだから強いだろうとたかを括っていて調整をまったくしなかった自分に大いに非があるのですが、手札事故気味だったところにドローソースの枚数が控えめだったのもあり一度崩れた後のリカバリーができませんでした。

なんでも鵜呑みにはせずにまずはドローソースを厚くして各カードの切り方や重要性を学んでから、増やす減らすの判断をすべきだったと思っております。

 

引用元: 23/02/25 第5回東北旧裏オフ

 

 

すみません。私は悪魔超人なので都合の悪い記憶は欠如させていただきます。

 

 

ともかく、同じデッキを使い続けることで理解を高めて勝ちましょう。それに新しいデッキを片っ端から組んで試せるだけのブルジョワではありません。

えらくマトモなことを言い出してしまったので、4月の平均気温は10度くらいになるかもしれません。

 

 

 

・高槻方面対戦会

 

ではどのデッキを使い続けるか?

 

 

 

選ばれたのは、わるいベトベトンでした(綾鷹)。

 

 

なぜなら今年4月にガチ恋粘着獣のドラマがスタートするからです。

 

 

www.asahi.co.jp

 

comic-zenon.com

 

ガチ恋粘着獣のコミックスは4月現在で10巻まで発売されております。

人気配信者グループ・COSMICのメンバーにガチ恋する”獣”たちの血みどろな戦いを描いた漫画です。

配信者にガチ恋するキャラクターたちを読者という神の視点から見下ろす背徳感と、そんな獣たちの複雑な心情の言語化がうまく、読んでいて中毒性のある漫画です。HNが鬱子でガチ恋粘着獣なんて漫画を読んでるの、やべえメンヘラを想像しないほうが無理だよな……。

 

それはともかく、粘着獣→ねんちゃくえきということでわるいベトベトンから考えることにしました。

 

 

 

 

まず組み合わせたのはエリウツです。

エリウツで後ろを呼ぶ→ねんちゃくえきで足止めしてドッカンパンチするデッキです。

 

これまでの粗製乱造魑魅魍魎を考えるとかなりマトモなデッキですが、Skype対戦で二度使用したところ、あまりしっくりきませんでした。

1戦目は単純に炎なのでエリウツが焼かれてダメージレースでも追いつけずに負け。

2戦目はベイビィ判定を前に4ターンも棒に振ったのが手痛いところでしたが、こちらの遂行速度の遅さがどうしても気になりました。

エリウツとの相性はそこまで悪くなく、むしろ伸びしろのある組み合わせだとは思うのですが、今の段階ではエリウツとわるベトはガッチしていない印象がありました。考えてみればわるベトはぎゃくしめいに対して存在感が微妙すぎる。

あとアジトは相手のわるいポケモンの耐久も上がってわるベトの遂行速度を落としてしまったり、毒のダメージ増加のためにマタドガス(拡張)を入れる選択肢も微妙に思えました。

 

なので、このデッキの改良案としては「フシギバナポケモンセンターで耐久力を伸ばす」「わるクロと組み合わせて火力を伸ばす」のどちらかのパターンが考えられます。

以前までの自分だったらフシギバナ+わるクロ+わるベトンで最強!とかやっていましたが、今の自分は違います。

 

 

 

 

……………………えーっと、フシギバナか……。

フシギバナって高いな。フシギソウもまあまあ高いな。なんでこんなに高いんだ、最近のつけ麺屋か?

フシギソウはもう少し持っていたけど、先月のオフ会でフシギバナを使う機会がないと考えて堂々とトレードに出してしまっていた。ばか?鬱子ってばか?(倉田六段)

 

あとはわるクロか……あ。あらゆるズバットが1枚もねえや。

(構築開始時点の話です。この後ストレージから回収しました)

それに、わるクロ+ドードリオ+わるベトって、わるクロストライクのほぼ劣化なのでは……?

そりゃ全然違うカードだから差別化は容易だけど、速度を求めてわるクロを組み込むのならわるベトじゃなくてストライクでもいいような……。

 

 

 

(ここから先は大会が終わってから書きました)

 

そうして迷っているうちに大会本番が間近になってきていたため、プラスパワーのためにデッキスペースを割くのもったいないよね!→じゃあ悪エネルギーにしよう!→悪エネルギー入れるならヤミカラス入るよね!という短絡的な発想で大会に参加しました。

 

 

 

デッキ名:ガチ恋ねんちゃく汁~ネット対戦の勝者になりたくて~

殿堂:高槻殿堂

 

ベトベターが拡張なのは、単純に化石のを3枚しか持っていなかったため。

・たねポケモンは10枚前後(マリガンで相手に無償でアドを献上するのが嫌だから)、エネルギー枚数は12枚ほどが自分のトレンドです。

・デッキレシピではマサキ4クルミ2と書いていますが、本当はマサキ2クルミ4にするつもりだった。なんで……?

・廃品回収が1枚なのは2枚採用が思考停止に思えたためで、1枚にする意義は特にない(これこそ本当の思考停止)。

 

 

 

1戦目は七男さん、デッキはターボドロー→錯乱ノズクの構え→エレブーで殴り倒すというものでした。

自分が大の苦手である錯乱に苦しめられるものの、色々あってLO勝ちしました。この”色々”の部分を説明しようとするとかなり長くなってしまいますので今回は省略させていただきます。とにかく、フェアプレイの精神は大事です。

 

 

2戦目はジャストさん。カメ+カスギャラで、相手の手札事故+こちらのデッキがガン回りで暴力的な勝ちでした。カスギャラは自分も組みたいと思っていたので、参考にするためにももう1戦しておけばよかったかも……。

そしていつの間にか決勝戦の舞台に上がっていました。私は計算ができないので4回戦目が決勝だと思ってたんですが、実際には3回戦目が決勝でした。

 

 

 

決勝の相手はねねしさん。ねねしさん相手には先日のうっどさんのオフで4連敗しました。

 

「え!?自分が決勝の舞台に上がってるの!?」って動揺があってどうしても緊張してしまい、かつ相手がタケシのキュウコンなのでエリウツが焼かれる+何をしてくるかわからないで2段構えの不利。

エリウツラインが焼却されるわ、ポルターガイストベトベトンも吹き飛ばされるわ……。思いもよらない高火力の嵐に苦しめられますが、早めに特訓ジムを貼れたのでなんとか食い下がることができました。

しかし、柔軟な動きを可能とさせるわるいハクリューを差し置いて、この対戦で役割を持てていなかったポリゴン2を狙い、しかもそのまま倒してしまうところから瓦解。

 

最後はヤミカラスをうまく扱えず、あとこちらに1ターンの猶予があれば勝てていたというかなり悔しい負け方をしてしまいました。夢に出そう。

実はヤミカラスはデッキに入れたはいいものの、場に出すのはこの決勝戦が初めてだったので、置物を縛ってベンチを叩く流れが思いついておりませんでした。ヤミカラスのスペックや運用方法をまるで理解していなかったのです。

廃品回収が1枚だけなのでエリウツが切れるのも単純に辛かったです。まあ、記事の冒頭に書いた通り、「自分のデッキの理解度が浅いから負ける」の典型例ですね。

いやあ……記事の冒頭にあれだけ堂々と書いておいてこの顛末はなんなんだ……?

 

1戦目は自分が盤面の状況に気づかず、2戦目は手札事故による一方的な蹂躙、そして3戦目はデッキの理解度による負けといういつもの具合でした。特訓ジムを早めに張れなかったら単純に力負けしてた感すらあります。

それでも初心者の自分が並みいる猛者たちの中で準優勝と言う輝かしい成績を勝ち取ったのは、たとえ棚ボタでも自信につながった気がしました。

 

 

 

大会後に意見をいただいたりして、総合的に感じたこのデッキの印象は、

・学習装置、眠り、毒、ねんちゃくえき、かおりのわなでビシバシ殴るのはシンプルだけど強かった。

・全体的に打点不足なので高HP相手が厳しい。鋼と対面することはなかったが完全に諦めていた。あと回復手段を増やしたいと感じた。

・わるいベトベトンはこまめに打点を管理しながら戦いたいポケモンなので悪エネとの相性はよくない。

・わるベト・エリウツ・特訓ジム・ヤミカラスの諸要素はそれなりに噛み合っているが、特訓ジムとヤミカラスだけの相性が(今のところは)微妙に見える。わるベトとヤミカラスはわるベトに悪エネを貼っちゃいけないということを除けば悪くない、はず。

エイパムが空気。にげ0なだけ価値はあるけど。

・エリウツか廃品回収がもう1枚欲しい。

みたいな感じですかね。

 

…………しかし、ここである問題点に気づきます。

 

 

 

つづく