・概要
どうも、Fun☆Fun☆ぱりない鬱子です。
カードシークレットさんで開催された7月度交流会に参加してきました。
最初に言っておくと戦績は無残そのもので資料価値は低いのですが、クラシック2016の資料そのものが世の中には少ないのでその内容を記録しておきます。
最近はあまりブログを更新していません。負けまくってるからです。
カードシークレット交流会 2戦0勝2敗
ハレツー旧裏バトル 3戦1勝2敗
SMB6月予選 4戦0勝3敗1分
高槻方面skype大会7月度 4戦1勝3敗
大会・イベントにおいては13戦2勝10敗1分。で、辛うじて掴んだ2勝はHP40のたねの弱点を突いて1ターンキル。勝ちは勝ちですが、プラパすら使っていないのでとても勝てた気持ちになっておりません。
フリー対戦を含めればもっと負けています。私のことは旧裏界のハルウララとでも呼んでください。
それにしては中途半端に勝ち星があるような気もするが……
・考察
前回の交流会終了後にTwitterで見たタコトプスさんのクラシック2016デッキに感銘を受けました。
ドガース(拡張)でワンキル耐性が高いのもさながら、ポケモンのカードを20枚入れなければならないところ、空いた枠すべてをクイズ要員にする思い切りの良さ。環境読みとルールへの対応力が高いデッキだと思いました。
ですが先月の交流会でワンキル一本槍なデッキは見られませんでした。
やっぱり前回の考察通り、対話感の薄いデッキ(個人の見解です)を交流会に持ち込む人はいないのでしょうか? まあ鋼ラッキーは2人いたけど……。
このお店の交流会でクラシック2016がいつまで続くかわからないので、使いたいデッキを今のうちに使っておこうと思いました。
というわけで選ばれたのはワニマインでした(綾鷹)。
このレギュはオーダイル(PF)への規制がもっとも緩いです。
8点換算した場合で2点になります。他の殿堂だと4,5点が当たり前なのに!
ワニを2枚入れた上で殿堂ポイントが2点余ります(他の殿堂で4点分)。こわいだろ!おれだってこわいよ。
そしてマルマインは殿堂0点です。ワニ4枚+マルマイン4枚体制のワニマインが組めます。これはもうワニマインを組むしかないでしょう。
・デッキレシピ
デッキ名:ワニマイルチャンピオンシップ
殿堂:クラシックレギュレーション2016(オーダイル1点×2枚+ププリン1点+ぎゃくしめい1点)
クラシックレギュにおいてのワニのデッキレシピを探しても見つかりませんでしたので自分なりに組みました。
鬱子が自分なりにデッキを組むのはテリーマンのシューズの紐が切れることと同等の死亡フラグですが、今回ばかりはやむを得ないのです。
ワニノコはコダックを止められる可能性があり、なおかつゴースを2ターンで倒せる可能性があるneo1にしました。
マインラインは最初4-2でしたが、どうせマルマインは0点なのだから実物を厚くしたほうがいいと思って3-3に。
余ったポケモン枠として選ばれたのはヨルノズクでした(綾鷹)。
にげ0なので場にいてもあまり邪魔にならず、みやぶるで優位を決定づけられます。ドロソが大暴走だとヨルノズクと喧嘩してしまい、そもそもワニマイン大暴走は強いかがわからない(前例のない大暴走構築はもうやりたくない)ので、その点でドロソはオーキドにしました。
育て屋さんは1枚挿しておくとベンチにワニノコとビリリダマがいる状況から奇襲できていいかなと思いました。夜廃はポケモン枠に圧迫され過ぎてしまったので1枚。
コラッタ+参上は「わざわざサイドから拾わずともワニもマインも出せるんだから要らないだろ」という感覚で入れませんでした。
ワニ2枚+逆指名で残り1点は最初カスミのいかりに使う予定でしたが、パラセクトやバリヤードを前に詰まるのが嫌なのでププリンとまきべとを採用しました。
こうしてエネは13枚。やや不安の残る枚数になってしまいましたが、一人回ししていた際は手札事故を起こさない限り快勝を続けていたのであまり不安はなかったです。
・結果
・1戦目 ニコラスさん(ハガネール+フーディン)
肝心なことを忘れておりました。このルールはハガネールも殿堂ポイントを要さないのです。
イワークに鋼エネルギーが付きだしたのを見て逆指名で狩ろうと思いますがこういう時に限ってサイド落ち。俺コラッタ+参上がワニマインに入る理由分かった!!!
ワニはHP100程度を一撃で落とすのは無理なくできますが、鋼1枚ついたハガネールほどの耐久になると流石に苦労します。というかこのデッキはエネ13枚なのでサイド落ちを加味すると一撃で落とすのが超困難です。
逆流を2回撃って倒すプランも後ろにフーディンがいる以上は不可能。まきべとも手札にオーキドがいるタイミングで舞い込んできたのが良くなかったです。
そしてハガネールには鋼エネが3枚ついたので一撃で落とすことも不可能になり、ヨルノズクを駆使して粘ってみたものの負けました。
・2戦目 不戦
今回は店員さんとの対戦はありませんでしたが、初めて旧裏をやられる方が来られたので応援していました。
殿堂ランクがわからないとのことで自分がデッキチェックをしましたが、「殿堂ポイントを4点中2点しか使っていない」とえらそうなことを言っておきながら、よく見たらちゃんと4点中4点でした。戦績のみならず目までもガバガバ……。
・3戦目 ねねしさん(多色マイン)
当初お相手は手札事故と肝心なカードのサイド落ちに苦しめられていたようですが、エリカ+エネエネで色々と献上してしまいました。で、突風とワーポでテンポよく狩られる。
育て屋さんもオーキドで切らざるを得なかった上に、トラッシュ交換に賭けてみるものの山札に残らず……。オーダイルが場に出ることなく負けてしまいました。
・反省会
今回は1戦目はデッキ相性とサイド落ち、2戦目は弱点を突かれて負け。
マッチング運が悪かった、引きの運が悪かった、コイン運が悪かったと運のせいにすれば話は早いですが、それではやっていけないのが勝負の世界です。
・鋼や多色マインが台頭することを読めず、居もしないパラセクトやバリヤードを対策していた読みの甘さ。
・ワニマインは確かに高パワーのデッキとはいえ、多くのエネが要るのでトレーナー枠を圧迫してしまい、そしてそのエネの枚数も微妙なのでどっちつかずになった構築。
・ヨルノズクもこちらが優勢を維持できないことには意味なし。
・クルミ無しのオーキド構築なので、2戦とも必要なピン挿しカードを切らざるを得なくなっていた。でもぎゃくしめいのサイド落ちと合わせてこれくらいは不運と言わせてほしい……。
勝ち抜くためには上記のポイントが不足していたと痛感。
環境を読み、相手に強みを押し付けた上で周りのカードで弱みを補うことをもっと意識しなければならないと思いました。
ここ最近はマッチング運が悪いと思うことが多いものの、自分のデッキの穴が大きくて大体の相手に不利になっているだけなのではないか感。旧裏始めてもう半年なのだからそれくらいは理解してください……。
漠然と思いついた改良案。
・水を1枚増やして打点向上。
・ヨルノズクだった枠はマンキーとコラッタでサイド落ちなどのフォロー、ラプラスとハリーセンでバリヤードや草タイプに粘れるようにした。このためまきべとは抜いた。
・サーチ・ドロソはさらに弱々しくなっているのが懸念点。減らすなら交換おじじゃなくてトラッシュ交換でもいいかもしれない。オーキドを大暴走に替えたほうがいいのかは知らない。
そしてこの案の一番の難点は、7月は関西遠征に向かうため物入りでもうデッキを崩してしまったということだろうか……。
誰でも分かっているようなことを反省しても資料としての価値がないので、せめてものと改良案まで書いた自分をほめてください。
ちなみに今回の参加者は自分含めて4人、途中参加1人で最終的には5人でした。
来月はイベント自体の内容が変わってくると聞きましたが、不確定な状態で言いふらしまくるのはよくないので詳細はお店からのアナウンスをお待ちください。
・参考文献
スイカさんや708さんのワニマインです。
ワニマインそのものの解説はこちらをご覧ください。
・おまけ
デッキ名について。
記事の途中に何度も出てきたキャラクターはウマ娘のダイタクヘリオス。
この子のセリフに胸を打たれるものがあったので、今しか組めないであろうワニマインに着手した。
するとオーダイ”ル”+マル”マイ”ンでマイル。
マイルとは競馬で1400~1800mのレースのことを指す。
で、自分はチャンピオンシップという言葉が好きで(※)、マイルチャンピオンシップというG1レース(すごいレースのこと)が実在するので、その名前を借りてしまった。
競走馬としてのダイタクヘリオスはマイル戦に強く、おまけにこのレースを2連覇しているので割ときれいな形になった。しかし自分は2連敗してしまった。
(※デジモンチャンピオンシップ、チャンピオンシップロードランナーなどで用いられている。ワールドチャンピオンシップスは例外。シップじゃなくてシップスだから)