ウツボよおどれ

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カメカスニョロデッキの話

 

 

 

 

どうも、鬱子です。

 

今回、高槻方面skype大会リターンズfinalという果てしなく長いタイトルの大会で優勝しました。

使用デッキはカメックス+カスミのニョロボンです。

以前にほぼ同内容のデッキを使用してハレツーでも3勝を遂げました。


ですがその時はブログの文章があまりにもふざけすぎてしまったのと、最近は旧裏新規勢の方との交流も増えてきたので、誤差レベルで先輩の身として今回は少し真面目に書こうと思います。

 

 

 

確か最初に組んだ理由はうっどさんのレシピを見たことです。

 

note.com

 

 

カスニョロラインをカメデッキに採用する魅力は3つあります。

1つはカメが立つまでの間にそれなりに動けること。

たとえばギャラドス系列はコイキングが弱すぎるし、フリーザーはカメックスを出さないとまともに動けないのが手痛いところ。その点でカスニョロラインは優秀です。

 

 

 

カスロモは1エネ20点のあわあわと、1つしか技を持たないポケモンを黙らせるドわすれ。

カスロゾは2エネ20点+コインでリムーブのはかいのうずに、あまごいを有効活用できる青天井火力のウォーターパンチ持ち。

HPはやや高めで逃げエネは普通、草弱点なのでカメとは弱点分散と基礎性能も高いです。

どちらもコイン技が絡むので不安定だし、HP70という値は多くのエネを貼るにあたって信頼できないのは難点です。

 

 

 


次の魅力はカスミでの打点強化ができることです。

カスロモは相手の初手がHP40の炎ポケモンだけだった場合にワンキルできますが、そこへカスミを絡めることでHP40以下なら色問わずにワンキル圏内に入ります。

旧裏は先攻でも技が使える環境。そこでワンキルの可能性を持つことは勝率を引き上げることに繋がるのです。

カスロゾのウォーターパンチも4エネ+カスミで期待値的にはHP70ラインまでを殴り倒せます。期待値なんて言葉はしょせんまやかしですが……

 

 

 


最後はカスミのニョロボンの存在です。カスボンです。カスのボンバーマンではありません。

HP90なので耐久が高く、進化することでカスロゾの状態異常を解除できます。

技は1つに減ってしまいましたが、派手さは無くても堅実なのがウォーターリング。互いのベンチの水以外のポケモンに10点を浴びせてベンチにいる手負いのポケモンやベイビィを狩れます。

カメックスでは確1ラインに持ち込めないHP70,80に削りを入れて次につなげられるのも強みです。ただし相手も水デッキだと旨味はありません。

 

蛇足ですが、ニョロボンが格闘タイプなので、ウォーターリングという技名から輪のリングと格闘技のリングのダブルミーニングを感じられていいですね。

 

 

 

高槻finalで使用したデッキの中身です。

 

 

コンセプトを崩さずに組めるのはハレツー殿堂、高槻殿堂、うずまき殿堂です。

新殿堂はカメックスが4点なので2枚入れると突風が入りません。

クラシック2016ではポケモン枚数不足+新殿堂同様にカメが高点数。

名古屋殿堂はカスミが3点なのでオーバーしてしまいます。

 

 

 

カメックスライン

4-2-2ですが、カメが立ってからはゼニガメを持て余しがちなので3枚にしてもいいような気がします。

HP40の第1弾を使っていたところ、ガン有利なはずの炎相手にワンキルされたのでHP50の拡張やイントロにしています。

カメールは場繋ぎのイントロと最低限の攻撃性能がある第1弾のに分けています。

イントロを2枚持っていないのも理由ですが、相手が草でカスニョロラインが動けない時に戦えるようにしたいのも大きいです。

 

 

カスニョロライン

4-2-1です。

カスロゾはメインアタッカーなので場には3回出すことになりますが、実物だと持て余すのでおおむね夜廃経由で出すことになります。よって2枚。カスボンについても同様。

破壊の渦のリムーブはほとんど信用なりませんが、相手が特殊エネ前提のポケモンなら積極的にいきたいですね。

カスロモのド忘れは技がひとつしかない相手に刺さることがあります。

めまわしのカスロモは遅延性能が高いので採用する価値はあると思います。

 


フリーザー(化石)

第三の矢です。

確かにカスロゾは青天井火力ですが、エネを大量に貼らないとダメージが伸びないので、安定して攻撃できるフリーザーは欲しいと思います。

スイクンだとカスボンの援護を加味しても火力が足りない印象があります。

 

 

メノクラゲ

にげ0枠。

交換おじさん、カスミ、超エネルギー回収のコストにもなります。

ドククラゲに進化させれば確定毒とコインこんらんができます。今回は枠がないので入れていません。

 

 

ドロソ

オーキドウツギエリカクルミ4 ナツメの眼1

エリカは相手にも引かせてしまうカードですが、マサキだとたった2枚しか引けず、手札に多くのエネが求められるカメデッキには合っていないと思います。

安易に捨てられないカードが多いのでナツメの眼も入れました。

もしかするとエリカかクルミ1枚をナツメの眼に変えてもよさそうです。

 

 

サーチ

交換おじさん4枚。

自分はポケモンの数が多いデッキになりがちなのでとりあえず交換おじさん4枚で、足りなさそうな場合に作法などを追加検討します。
エリカで大量に引くことを考えると1枚削れそうな気はします。でもゼニガメ3枚交換おじさん3枚になるとちょっと不安ですね。

 

 

超エネルギー回収

このカードの存在によって豪快に動くことができます。

どうせこのカードで回収するのだからそれを前提としてあまりケチケチせずに動いたほうが楽に勝てる気がします。

 

 

ポケモン育て屋さん

人によって評価が分かれがちなカードだとは思います。

たぶん、このカードを入れていないとエリカで相手に引かせた分を取り戻せないというか、カメを使う利点を損なうような気がするので自分は入れています。

カスロモに使ってカスボンにするケースは手札にだぶつかない限りないと思います。

 

 

カスミ

カスロモでのワンキル、カスロゾで目の前の高HPを殴り倒したい時や、カスボンの低火力を舐めた相手の計算を狂わせる時になど。

2枚はないとカスニョロラインを入れる意義が薄いような気がするのですが、使わなくてもカメパワーで勝てるのでよくわかりません。そんな上述のレシピで1枚しか入っていないのは単純な入れ忘れです。

カメと同様、殿堂によって点数がだいぶ異なるカードなので採用時には注意したいですね。

プラパとは異なり重ねがけはできないので注意。理由は忘れた。

 

 

自由枠

いいキズぐすりはカメと好相性。回復を交えれば殴り合いで優位に立てます。

まきベトはロックカードや厄介な動きをしてくるデッキにワンチャン持てます。バリヤードやミュウ(プロモ)意識で採用しておりました。

ポケモンいれかえ・ワープポイントは1枚も入っておりませんが、枠があればぜひ欲しいですね。

 

ハナダシティジムはカスミのポケモンのにげエネを1つ減らします。カスロモがあわあわを連発したり、傷を負ったカスロゾがベンチに帰れますが、必然性はないと思います。

エネルギースタジアムはコイン次第でトラッシュのエネを回収できます。相手に利用されてしまうのと超回収の存在から少し怪しいです。

 

 


いっぱい引いてサーチしてカメを立てて殴っていくだけで動きは単純ですが、ドわすれ、はかいのうず、ウォーターパンチ、ウォーターリングと様々な技を使えるので触っていて楽しいです。

それでいてカスロモ+カスミによってワンキル勝ちが常に視野に入っています。

エリカによって相手にも引かせてしまうし、こちらも倒されたらすぐにエネを回収するので派手な展開になりやすいというか、相手にもサイドを多く取らせるのが前提になりますね。

 

反面、搦手に対しては弱いです。大体のロックがぐっさり刺さります。特にベトン。

弱点分散した上で弱点なしのフリーザーもおりますが、雷や草デッキが相手にどれだけ戦えるかは実戦が足りなくて未知数。でもジャンケンに勝ってワンキルできればワンチャンあるだけマシかもしれません。

 

 

 

※この記事で使用したカード画像はポケモンカード旧シリーズ検索様のものを使用しております。